吃音と就職活動について

まずは結論から、私は就職活動では100社くらい落ちましたが内定をもらうことができました。

因みに、私は物心ついたときから吃音がありました。おそらく幼稚園の頃からです。

吃音とは、所謂どもり(吃り)のことです。

難発性(特定の音がでない)と連続性(例えば、ありがとう、という時に、あ、あ、あ、と繰り返してしまう)があります。

私は子供の頃は連続性、現在は難発性の吃音です。
(恐らく私は比較的軽めで、全く吃音が出ないこともあります。ここはメンタル的な所が影響しているかと思いますが、緊張している状態の方が吃音が出ないこともあるので、一概にはどうとは言えなそうです。)

明らかに発話に特徴があるので、日時生活に苦労することがあります。

そんな中、私が人生で一番苦労したのは就職活動の面接でした。

想いはあるものの、中々伝えられない。。コミュニケーション力がないものとされて落とされる。。


吃音の場合、特定の言葉が吃ることが多いです。そうすると特定の言葉を避けるようになり、この言葉が多いほど正確に意思を伝えることが困難になることが多々あります。

私は100社近くは落ちたと思います。

そんな中でも何とか一社内定にこぎつけて、今はそこそこに働いています。

就職面接の際には最初は吃音であることを伝えていましたが、中盤以降は敢えては言いませんでした。

気にならない人は気にならないし、敢えて弱点を伝える必要もなく、私のしゃべり方で業務に問題あるかないかを判断するのは相手だと思ったからです。

(最近認知度が高くなって来たように感じますが、10年前当事は吃音を知らない人が多かった気がします。ただの緊張か?吃音か?の区別は難しいと感じていました。)

現在働いている会社の面接では少し吃っていましたが、しっかり内定を得ることができました。

それもそこそこの規模の企業での営業の仕事です。(現在は部署異動して、総務・法務・人事と幅広く仕事をしています)

このブログを見た方で面接で悩んでいる方がいたら、100社落ちたやつもいるってことで少しでも気が楽になって頂けたら幸いです。

(因みに、、もしも吃音であることも伝えていたらここまで落ちずに済んだのかもしれません。私は伝えなかったと書きましたが、あくまでご参考までにお願いします。)

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*