吃音があると大変ですよね。吃りにくい言葉を選んで話すので明確な意思疎通に苦戦したり、難発で言葉が出てないと変な奴と思われたり。。
就職活動で苦労した話は書きましたが、今回は就職してから苦労したことと、どのように解決してきたか(現在努力しているか)を書きたいと思います。
なお、現在私は総務部で仕事をしています。
電話対応
難関でした、、そしていまで難関です。なんといっても、会社名の最初の一文字が私の吃りやすり単語です。これは、最初に「お電話ありがとうございます」という言葉とつけることで何とかなっています。
他の人はこの枕言葉は使わないので、上司にこの言葉を使えば吃らないことを伝えて、許可をもらいました。
そして電話の取次ぎも結構難関です。「○○課長、△△さんから電話です。」と伝えようにも、人の名前が吃りやすい言葉だとどうしようもありません。。
もう話せなければ、書くほうが早いです。メモ書きで伝えるようにしています。
司会進行
総務という立場上、司会進行することもあります。社内の人は私が吃音であることを知っているので正直吃っても気にしない人が多いですが、、気にする人もいるので可能な限り吃らずやりきりたいと思っています。
方法としては、吃音しにくい言葉を選んだ綿密な原稿作成する、、そして演技して話すようにしています。
私はオリエンタルラジオの中田さんのyoutube動画でのプレゼンをイメージしています。(あそこまで大げさではありませんが、抑揚を真似しています。)
俳優やアナウンサーにも吃音者は結構いるという話を聞くので、効果はあるように感じます。
上司への報告などの日常会話
上司への報告等は、資料を整理して全て話さなくても極力伝えられるようにしています。
このおかげで、要点を纏める力や書類作成能力は上がった気がします。
こんな感じで、まだまだ未熟ですが周囲と理解と自己努力で何とかやれています。
吃音を完全に無くすことは難しいと感じています。上手く付き合っていきたいと思います。